楽天トラベルについて


多くのご要望に応えて設置された、年中無休24 時間対応の「国内宿泊予約専用ダイヤル」

楽天トラベルは、楽天グループのトラベル事業を担っている会社です。インターネット総合旅行サイト「楽天ト ラベル」を運営しています。
設立以来多くのお客様、宿泊施設様にご利用いただき、現在の登録宿泊施設数は国内24,474軒・海外47,200軒、1 ヶ月の予約泊数は264万泊です(2010年6月現在)。
近年は、航空券・バス・レンタカーなどをパッケージ化したサービスラインナップの拡充や、日本からアジア・欧州・米国へのサービスフィールドの拡大に力を入れています。
また国内宿泊では、オペレーターに宿泊手配を全てお任せできる「国内宿泊予約専用ダイヤル」を設置するなど、更なる利便性の向上にも努めています。電話予約では手続きに面倒な団体・グループ予約も全てオペレータ任せでご予約できるのが最大の特徴です。

RightNow CX をどのように使っているか

「お客様の自己解決率が向上し、お問い合わせの数が減りました。加えてお問い合わせ対応時のスピードも上がり、継続して高い顧客満足度を頂いております。」楽天トラベル株式会社 事業推進部CS・テレマーケティンググループ 長谷川覚氏
「お客様の自己解決率が向上し、お問い合わせの数が減りました。加えてお問い合わせ対応時のスピードも上がり、継続して高い顧客満足度を頂いております。」
楽天トラベル株式会社 事業推進部CS・テレマーケティンググループ
長谷川覚氏

それぞれの詳細については後述しますが、主に下記のような形でRightNow CXのいろいろな機能を活用しています。

  • RightNowサービスを用いた、「楽天トラベル」サイトの「ヘルプページ」の構築や運用
  • スマートアシスタント機能による、お客様からのお問い合わせへの自動提案回答
  • RightNowフィードバックを用いた、お客様からの評価の収集
  • 宿泊施設をサポートする部門との情報連携

宿泊のご予約はPCからが多いですが、お問い合わせについては携帯サイトからも増えています。ヘルプページで利用しているRightNowサービスは、PCサイトだけでなく携帯サイトでも使っています。
RightNow CXの導入によって、以前まで抱えていたシステム上の課題が解決されました。
RightNow CXは、今ではお客様サポート業務の中心的なシステムとなりました。

RightNow 導入前のシステム上の課題

お客様サポートを担当するCS・テレマーケティンググループでは、以前まで次のような課題を抱えていました。

〈課題1:お客様の声を分析できない〉
楽天トラベルには、月数千件に及ぶお問い合わせメールが寄せられます。
それだけの件数があれば、「いつ」「どのくらい」「どのような」お問い合わせがあるのか、傾向を分析することが可能なはずですが、既存のシステムではそれができませんでした。日々の対応作業に追われるばかりで、改善のための知見をうまく見出すことができませんでした。

〈課題2:ヘルプページの更新スピード不足〉
RightNowの導入前は、楽天トラベルサイト内の「ヘルプページ」は、サイト全体を管理しているシステム部門が運用していました。そのためヘルプページの更新や改善の際は、そのつど社内の申請や依頼が必要でした。楽天トラベルのような旅行サービスサイトは、日々無数の更新作業が行われます。ですから依頼内容がサイトに反映するまで時間がかかってしまっていました。
この課題1と課題2が組み合わさり、ヘルプページがいつまで経っても改善できませんでした。そのためお客様の自己解決率を高めることもできず、「お客様の数と、お問い合わせの数が比例する」状態が続いていました。

〈課題3:施設サポート部門との連携の手間〉
お客様のお問い合わせの中には、「予約したホテルにはダブルベットがあるか」「現地までの行き方を教えてほしい」といった、直接その宿泊施設に訊かないとわからないようなものも少なくありません。そのようなご質問には、次のようなプロセスで対応しています。

  1. お客様からのお問い合わせをCS・マーケティンググループでお受けする
  2. 宿泊施設との対応を担当している施設サポート部門にその問い合わせを回す
  3. 施設サポート部門から、該当する宿泊施設に問い合わせる
  4. 回答が施設サポート部門からCS・マーケティンググループに返される
  5. CS・マーケティンググループから回答をお客様にお伝えする

部門をまたがるお問い合わせをミス無く処理するために、以前は外部のグループウェアを用いて情報を管理・共有していました。ところがこのグループウェアは、お問い合わせ内容をいちいち書き起こして登録しなければいけないなど、使い勝手が良いとは言えませんでした。作業やステータス(上記1~5の進捗状況)の管理に非常に手間がかかっていました。
以上がRightNow CXを導入する前に抱えていたシステム上の課題です。

RightNow CX の導入効果

それではまず、全体的なところから説明します。
RightNow CXを導入したことによって、お客様の自己解決率は上がっています。お客様の数や売上は毎年増加していますが、お問い合わせの数は逆に減っているからです。特に携帯サイトでは、RightNow CXを導入してすぐにお問い合わせ件数が25%削減しました。毎月数千件に及ぶお問い合わせの対応を、今では少人数のスタッフだけでこなしています。
そしてお客様の声を踏まえた、タイムリーなヘルプページの更新やサービス改善ができるようになりました。それが顧客満足度調査にも反映していると思います。最近の顧客満足度は75% ~ 80%で推移しており、同一基準で調査を行っている楽天グループ内で一番高い満足度をいただいております。一時期70%を割り込んだ時期があったのですが、RightNow CXによって早期に原因を究明でき、速やかに対策を施すことができました。
次にRightNow CXがどのように役立ったのかを説明します。
特に以下のようなポイントが、お客様サポートの改善に貢献してくれたと考えています。

〔ポイント1〕手間を大幅に短縮できた、RightNow CXの使い勝手
〔ポイント2〕自己解決率の向上を促す、スマートアシスタント機能
〔ポイント3〕自己満足な対応を戒める、RightNowフィードバック

ポイント1:手間を大幅に短縮できた、RightNow CX の使い勝手

RightNow CXを操作するのに専門的なIT知識は必要ありません。システム部門に依頼せず、自分たちでRightNowサービスのヘルプサイトの更新を行うことができます。先日のアイスランドの火山噴火の際には、直ちにヘルプページにを最新情報を掲載しました。更新してからわずかの時間で数百件のアクセスがありました。
1件1件のお問い合わせを管理するときもRightNowCXでは効率的に行えます。
いただいたお問い合わせ内容や回答文を、そのままヘルプページの中に新規Q&Aとして登録することができます。いちいち新たに書き起こす必要がありません。
そして、先述の施設サポート部門との連携も大きく改善されました。
宿泊施設に訊かなくては答えられないお問い合わせをいただいた際は、クリックしてステータスを変更するだけで、施設サポート部門に情報が回せるようになりました。どのお問い合わせがどの進捗状況にあるのかも簡単に確認、共有できるようになりました。
はじめはCS・マーケティンググループだけで導入されたRightNow CXのオペレータ端末でしたが、部門間の情報連携にも役立つことがわかり、現在では施設サポート部門でも積極的に使われています。
また、RightNow CXはクラウド型のアプリケーションですから、システムの保守については何も心配することがありません。社内のシステム部門に手間をかけさせずに自分たちで運用できています。

ポイント2:自己解決率の向上を促す、スマートアシスタント機能

RightNow CXのスマートアシスタント機能(文章を解析し予測される回答を選び出す、自動提案回答機能)を、楽天トラベルでは以下のように活用しています。

  • 右図1のように、ヘルプページに掲載されている各カテゴリーごとの質問の最後には、問題の解決確認ボタンがあります。
  • もし掲載されているQ&Aを読んだだけで解決できなかった場合は、「いいえ、解決していないので問い合わせます」というボタンを押します。すると、問い合わせフォームが立ち上がります。
  • 問い合わせフォームは右図2のような形です。まずお問い合わせ内容を入力していただきます。たとえば、「高速バスの予約を変更したい。」と入力して、「次へ」をクリックします。
  • 入力した文章は、RightNow CXによって解析されます。
    解析結果をもとに、推奨されるQ&A項目が抽出されます。
  • 推奨項目は図3のような形で表示され、実際にお問い合わせを送信される前にご確認いただくことができます。
  • もし推奨項目でも解決できなかった場合は、メールアドレスやお名前を入力していただき、お問い合わせ内容が送信されます。

すでにヘルプページ上に回答が掲載されていても、お客様がうまく辿り着けない場合があります。キーワード検索もできるようになっていますが、適切なキーワードが見つから ないときもあります。そのような時でも、RightNow CXの文章解析によって、お客様の自己解決の支援ができるようになりました。
この機能はヘルプページの改善にも役立ちます。もしあるQ&Aが「直接のアクセスは少ない。しかしお問い合わせでは推奨項目としてよく表示され、そこからのアクセスは多い」としたら、もともとのヘルプページの見せ方やナビゲーションの仕方に課題があるということです。

ポイント3:自己満足な対応を戒める、RightNow フィードバック


“自分たちがいいと思ってやったことが、お客様には「余計なお世話」となってしまう可能性があります”

RightNowフィードバックのトランザクション・サーベイ機能を使って、お客様に対応品質をご評価いただいています。
トランザクション・サーベイ機能では、メールのやりとりを終えて問題が解決されたお客様に対して、24時間後こちらから自動的にメールが送信されます。そのメールにはアンケート画面へのリンクが貼られており、クリックするとアンケート画面が立ち上がります。アンケートでは応対の丁寧さや回答内容、回答時間についての満足度などを伺っています。アンケートの返信率は15% ~ 20%くらいです。
このようなアンケートを実施するとしないとでは、全然違うということを実感しています。
アンケートで得られたお客様の声の中には、訊いてみないと気づけなかったことがたくさんありました。
CS(顧客満足)は客観的な指標がないため、自己満足に陥ってしまうこともあります。そうならないためには、こまめに、直接フィードバックを得て検証することが大事だと思っています。
RightNowフィードバックの活用により、「自分たちがやったことに対して、常にお客さまからの評価が返ってくる」という環境になりました。その結果、「言葉の使い方を変えてみる」「この情報も補足して回答する」「◯◯を参照すればもっと早く回答を送ることができる」といった日々のちょっとした工夫や改善の積み上げが促進されています。スタッフのモチベーションにもいい影響を与えています。お客さまの「感謝の声がリアルタイムに聞ける」のは、サポートスタッフにとってとても嬉しいことなのです。

海外展開とチャットサポート

今まで使ってきた機能に加え、チャットサポートの活用を検討したいと思っています。
今後楽天トラベルは、旅行サービス事業の海外展開に力を入れていきます。海外ではメールや電話だけではなくチャットでのお客様サポートが進んでおり、中国などでチャットサポートを導入すると、7 ~8割がチャットの問い合わせに流れると聞いています。
チャットサポートは、電話とメールの「いいとこどり」ができると考えています。
チャットは電話と同じようにリアルタイムで対応しますので、早く問題を解決したいお客様のご要望に応えられます。一方で、対応履歴がテキストとして残りますので、サポートスタッフは複数のお客さまに並行して対応したり、途中から別のスタッフに引き継ぐこともできます。電話にくらべて運用とコスト両面の効率化が期待できます。

RightNow へのメッセージ

RightNow CXのアプリケーションそのものだけではなく、RightNowの営業担当の方の活動にも感謝しています。他のIT会社と違って、システムや機能の売り込みを受けているという感覚になったことがほとんどありません。いつも楽天トラベルを利用するエンドユーザーの視点で説明してくれますので、同じ方向を見て考えることができます。また、RightNowは常にサービスの先端を行っており、海外の先進的な事例や最新のトレンドなど、ためになる情報をたくさん提供してくれるのが魅力です。
一方、まだまだRightNow CXをうまく使いこなせていないとも思っています。RightNowのユーザー同士で、使い方について積極的に情報交換していければと考えています。
今後も引き続きよろしくお願いいたします。

お忙しい中、ありがとうございました。

※楽天トラベル株式会社のWeb サイトhttp://travel.rakuten.co.jp/
※楽天トラベルの電話予約のWeb サイトhttp://travel.rakuten.co.jp/callcenter/
※取材日時:2010年5月

RightNowの導入をお考えのお客様へ

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